2014年10月31日金曜日

個人輸入を利用すればよいのでは?(反対論/慎重論について)

日本で取られているノルレボの高価格・難アクセス政策は、
個人輸入奨励策のようなものです。
現在の状況が長く続けば続くほど、
個人輸入が盛んになる事は避けられません。
個人輸入に頼り、あるいは海外旅行の際に買ってくるなど、
女性の自衛策は正当な権利です。
しかし、個人輸入などで自衛する女性は一部にとどまります。
全ての女性が緊急避妊薬を事前に準備することはできません。
避妊が女性の権利であることからすれば、
全ての女性がアクセスできるシステムを作ることが重要です。

2014年10月27日月曜日

緊急避妊自体に反対(反対論/慎重論について)

アメリカで緊急避妊に反対しているのは宗教系の人々で、
緊急避妊は一種の中絶だとして反対しています。
緊急避妊は排卵の抑制が大きな作用ですし、
自然状態でも受精卵が着床せずに消滅することは珍しくありません。
受精卵の子宮への着床を以て妊娠の成立とするのならば、
緊急避妊は中絶ではありません。

副作用が心配(反対論/慎重論について)

ノルレボの副作用


中用量ピルを用いた緊急避妊では、激しい吐き気を催すことが少なくありませんでした。
ノルレボでは約14%に悪心(気分の悪さ)の副作用が現れますが、
嘔吐はまずありません。
そのほか、頭痛・眠気・倦怠感などの副作用が現れることがありますが、
我慢できないほどではなく長く続くこともありません。
副作用は格段に低減されています。
「掲示板ミルク」をノルレボで検索した結果はこちらです。
激しい副作用は話題にもなっていません。


重篤な副作用


ピルによる重篤な副作用は血栓です。
ノルレボはミニピルと同じ成分なので、血栓症リスクを上げることはありません。
ノルレボタイプの緊急避妊薬が発売された当初、
子宮外妊娠の増加が問題となりました。
子宮外妊娠の経験があるなど子宮外妊娠のおきやすい女性が、
受精後のタイミングでノルレボを服用すると子宮外妊娠が生じやすくなるかもしれません。
その場合でも、緊急避妊せずに子宮外妊娠となるリスクよりも、
リスクは小さくなります。
(排卵前のより早いタイミングでの服用が望ましい)

副作用リスクの予測


ノルレボでは副作用リスクは大きなものではありませんし、
診察により事前に予測することはできません。
また、生じる副作用は妊娠による体調変化(つわりなど)よりはるかに小さいものです。
ノルレボを処方箋薬とする積極的理由はないというのが、
世界の医学界のコンセンサスです。

診察がないのは不安?(反対論/慎重論について)

病院の受診も可能


緊急避妊薬が市販薬化されると、医師の診察が受けれないので不安だという考えがあるでしょう。
緊急避妊薬が市販薬化されている国では、医師は緊急避妊薬に関与しないのでしょうか。
違います。
緊急避妊薬が市販薬化されている国で、緊急避妊の相談のために病院を訪ねる女性は多くいます。
不安な点があれば、病院で受診すればよいのです。

飲むべきか飲まざるべきか


病院を受診する女性で最も多いのは、緊急避妊が必要かどうか分からないというものです。
この場合、諸外国の医師は性周期のいつでも妊娠の可能性はあるとの立場でアドバイスします。
つまり、無防備な性交渉があったかなかったか、それから何時間経過しているかだけで緊急避妊の対応をアドバイスします。
単純明快です。
排卵期と近いとか、離れているとかは問題としません。
オギノ式は当てにならないからです。
単純明快な基準であれば、受診する意味はそれほどありません。


体質が気になる女性


ノルレボの禁忌は、本剤過敏症既往、重篤な肝障害、妊婦の3点のみです。
市販薬化しても薬剤師が容易に対応できます。
それでも心配な点があれば、病院を受診すればよい、ただそれだけの話です。

 

(余談)オギノ式占いは親切?、迷惑?


余談ですが、日本産科婦人科学会編の「緊急避妊法の適正使用に関する指針」(平成23年)には、ノルレボの処方前に行う問診について次のように書かれています。

①最終月経の時期と持続日数
②通常の月経日数から予測される排卵日
③最初にUPSI(無防備な性交渉)があった日時とその際に使用した避妊法
④UPSIがあった期日以前の性交があった日時とその際に使用の避妊法
性交歴をできる限り質問する。
本人の年齢とパートナーの年齢、性交経験人数、STIの既往、コンドーム使用の有無


③の「最初に」が意味不明な日本語になっていて、「3年前です」とかの答えが出てきそうです。
とても奇妙なのです。
実は「指針」が参考にした海外文献には、①②はありません。
③から始まっていて、質問の最初にの意味で「最初に、」が使われています。
①②を日本で付け加えたので、意味の分からない「最初に」が残ってしまったのです。
「本人の年齢」以下も日本で付け加えたものです。
日本の産婦人科医はオギノ式占いが好きなようです。

安易なセックスを助長する?(反対論/慎重論について)

妊娠不安を解消するものではない


妊娠は女性にとって一大事です。
明確に妊娠希望の意志を持っていない限り、
妊娠の不安を持たない女性はいません。
セックスの際に妊娠の心配をする男性はいても、
妊娠の不安を持つ男性はいません。
妊娠の不安を感じるのは女性だけです。
女性だけです。
不安の強弱はあっても、いつでも女性は必ず不安を抱いています。
ピルの認可に際しても、安易なセックスを助長するという意見がありました。
しかし、ピルを服用していても妊娠の不安が消えるわけではありません。
ピルの仕組みがよく理解できた上で一定期間服用して、
始めて不安は消えていきます。
緊急避妊薬は事後に服用するものであり、
効果も100%ではありません。
緊急避妊薬が妊娠の不安を取り除くことはできませんし、
緊急避妊薬が安易なセックスを助長することはありません。

医学的根拠


J.Trussellらによる緊急避妊研究のレビュー(英語)は毎年更新され、世界中の産婦人科医が依拠しています(日本の産婦人科医が参照しているかどうかは不明)。
2014年改訂版では11ページに、18本の報告を参照し、
公表されているエビデンスは、緊急避妊の利用環境の改善によって危険な性交渉が増加することはないし、通常の避妊法の使用に悪影響をもたらすことはないことを明確に示しているように見える」と結論づけています。
「安易なセックスを助長する」とする考えは、医学的妥当性を持ちません。


ジェンダーバイアス


緊急避妊薬は女性から妊娠の不安を取り除くことはありませんし、
安易なセックスを助長することもありません。
もし仮に、緊急避妊薬が妊娠の不安を取り除き、
「安易なセックス」を助長するものであったとします。
その場合も、緊急避妊薬の使用を制限する正当な理由とはなりません。
男性は「安易なセックス」が許され、
女性は「安易なセックス」が許されないのでしょうか。
違います。
「安易なセックス」が許されないのなら、
それは男性も女性も同じはずです。
「安易なセックス」が許されるのなら、
それは男性も女性も同じはずです。
女性はセックスの際に妊娠の不安がつきまといます。
そのため、女性の性行動は消極的になります。
だからといって、それを規範として女性に押しつけるのは不条理です。

性感染症が広まる?(反対論/慎重論について)

緊急避妊薬が普及すると性感染症が広がるのではないかとする考えは、
主として2つの誤解に基づいています。

1つはコンドームの使用が忌避されるのではないかという誤解です。
じかし、実際はコンドームの使用が忌避されることはなく、
むしろコンドームの使用を促進するものです。
詳しくは、コンドームを使わなくなる?(反対論/慎重論について)を参照。

2つは、緊急避妊薬の普及により、「安易なセックス」が行われるのではないかとの心配に基づきます。
しかし、緊急避妊薬の普及により「安易なセックス」が多くなることはありません。
詳しくは、安易なセックスを助長する?(反対論/慎重論について)を参照。

検査や治療の促進

無防備な性交渉の発生数に緊急避妊薬の有無が影響しないのは当然のことです。
緊急避妊薬の有無にかかわらず、コンドームの破損など無防備状態の性交渉は一定比率で生じます。
無防備な状態での性交渉では、性感染症リスクは高くなります。
つまり、緊急避妊を必要とする事態は、性感染症リスクも高い事態です。
したがって、緊急避妊薬を必要とする女性には、性感染症の検査も提案されるべきです。
市販薬化は性感染症の検査率を低めるのではないかとの懸念があります。
この点について検討してみましょう。

避妊失敗等緊急避妊を必要とする事態は、中絶数等から逆算すると少なくとも年間400万件発生しています。
その内、ノルレボの処方を受けているのは10万人強です。
その10万人強の女性全員に3週間後の性感染症検査を奨めても、
実際に受診するのはせいぜい3割です。
つまり、どんなに多めに見積もっても性感染症検査を受けるのは、400万人中3万人程度です。

性感染症検査率が低くなるのにはいくつか理由が考えられます。
1つは、ノルレボの処方を受ける女性の関心は妊娠回避に集中しています。
性感染症検査の話は耳に入りません。
2つは、ノルレボ代金が高いので、その上に性感染症検査の出費にはとても耐えられない女性がいます。
3つは、3週間後の来院は妊娠検査と性感染症検査のセットとして伝えられることが普通なので、妊娠回避が自分で確認できれば来院しない女性が少なくありません。
もし仮に、ノルレボ服用の女性全員が3週間後に性感染症検査を受けたとしても、400万人中の10万人強です。

400万人中の390万人に近い女性は、性感染症検査を検討することなく放置されています。
ノルレボが市販薬となっている国では、パッケージに服用後に生じること、なすべき事について文書が添えられています。
その文書には性感染症検査のことも必ず書かれています。
文書のアドバイスに従い冷静に行動する女性が多くいます。

ノルレボの敷居を高くしても、性感染症予防の役に立ちません。
むしろ、ノルレボの敷居を低くし、性感染症の検査と治療を広める方が、
性感染症の拡大防止に役立ちます。

ピル普及の障害になる?(反対論/慎重論について)

ピルの避妊利用は減少する可能性が高い


ピルは効果の高い避妊法です。
せっかく避妊効果の高いピルがあるのに、
緊急避妊が手軽に利用できるようになるとピルが利用されなくなるのではないか、
と心配する人がいます。
この心配について検討してみましょう。
緊急避妊薬が店頭販売されるようになると、
避妊失敗後24時間以内に服用できるようになるでしょう。
24時間以内の緊急避妊なら効果率は95%になると一般には考えられていますが、
効果率87%でシミュレーションしたのが以下の表です。

緊急避妊薬によるバックアップ効果
避妊法 単独使用の
パールインデックス
ダブル
プロテクト
コンドーム 理想的な使用 2 0.25
一般的な使用 18 2.25
ピル 理想的な使用 0.3 0.0375
一般的な使用 9 1.125
※パールインデックスの数値は、Trussell J. Contraceptive Efficacy. In Hatcher RA, Trussell J, Nelson AL, Cates W, Kowal D, Policar M. Contraceptive Techonology: Twentieth Revised Edition. New York NY: Ardent Media, 2011.
※緊急避妊のバックアップは24時間以内に行うものとし、効果を87%(失敗率=妊娠率1%)として算出。

緊急避妊でバックアップすると、コンドームの理想的使用のパールインデックスは0.25、
一般的使用のパールインデックスは2.25まで低下します。
これはピル単独使用のパールインデックス0.3-9よりも低い数値です。
つまり、コンドームユーザーが緊急避妊でバックアップすれば、
ピル単独使用と同等かそれ以上の避妊効果が期待できます。
緊急避妊が手軽に利用できるようになるとピルが利用されなくなるのではないか、
という心配は的外れではなく当たっています。

「緊急避妊は避妊効果が低いので、避妊効果の高いピルで確実に避妊しましょう」
よく見かける言説ですが、それはピルの販売会社の宣伝文句であり、
実際はコンドーム+緊急避妊でピルより高い避妊効果が得られます。
製薬会社やピルの普及が自己目的の団体にとってピルの普及が目標であっても、
一般の女性にとっては緊急避妊がピル普及の障害となろうとなるまいと、
どうでもよいことです。

それでもピル


日本の現状から考えれば、コンドーム+緊急避妊は合理的な選択です。
しかし、欧米で緊急避妊の普及により、ピルの利用が減少したという事実はありません。
なぜなのでしょうか。
避妊の切実度は皆同じではありません。
それぞれのカップルの状況はそれぞれ異なります。
同棲している学生カップルもありますし、
年に数回しか会えない遠距離恋愛中のカップルもありますし、
セックスレス気味の夫婦もいるでしょう。
それぞれのカップルにベストな避妊法はあっても、
誰にでもベストな避妊法はありません。
コンドーム+緊急避妊で十分だと考えるカップルもいますが、
もっともっと確実性の高い避妊を求める女性もいます。
欧米のピルは女性の切実な避妊要求に応えるピルです。
ところが、日本のピルは切実な避妊要求に応えるピルになっていません。
医療関係者用に作られる文書が添付文書です。
ピルユーザーには、添付文書の内容をもとにした服用者向け情報提供資料が手渡されます。
両文書の内容は基本的に同じです。
その内容はより確実な避妊を求める女性の切実な気持ちを完全に裏切るものです(参照 産婦人科医の犯罪的怠慢)
ピルユーザーには、緊急避妊での対応法があることは全く伝えられていません。
上の表を見て下さい。
ピルユーザーが緊急避妊の対応を取れば、パールインデックスは0.0375-1.125まで低下させることができます。
欧米ではコンドーム+緊急避妊よりもさらに避妊効果の高いピル+緊急避妊の方法が提示されています。
だから、依然として多くのピルの利用者がいるのです。


緊急避妊薬の店頭販売がピル普及の障害になるかどうかは、
日本のピルが切実な避妊要求に応えるピルとなるかどうかにかかっています。







ニュース

2014.10.25 新ブログとして独立。すぐに必要な時がある。緊急避妊薬ノルレボを市販薬に!
2014.10.25 キャンペーン名称を【すぐに必要な時がある。緊急避妊薬ノルレボを市販薬に!】に変更。
2014.10.19 呼びかけ人が3名となる。
2014.10.18 「ピルとその周辺」ブログ内で「私たちにノルレボを! ドラッグストアで買える緊急避妊薬を実現させよう」スタート

2014年10月26日日曜日

コンドームを使わなくなる?(反対論/慎重論について)

どの国でも


緊急避妊薬は避妊失敗の後で飲むものです。
「コンドームを使わなくても、後で緊急避妊薬を飲めばいい」
このように考える男性・女性が現れるのではないか?
そのように心配する人がいます。
21世紀に入ると、世界各国で緊急避妊は爆発的に普及しました。
安い価格で店頭で買えるようになり、
あるいは無償で配布されたりしたからです。
しかし、緊急避妊薬がコンドームの避妊代わりに使用されることは、
どの国でもありませんでした。
なぜなのでしょうか?


どのケースでも


3日に一度のペースでセックスするカップルがいるとします。
「セックスの度毎に、つまり3日毎に緊急避妊薬を服用したら、
避妊できると思いますか?」
どんなに無知な人に聞いても、「できる」と答える人はいません。
2か月に一度のペースでセックスするカップルがいるとします。
「セックスの度毎に、つまり2か月に一度緊急避妊薬を服用したら、
避妊できると思いますか?」
この質問については、「できるかも」と答える人が出てきます。
しかし、実際にコンドームを止めて緊急避妊法に切り替える人はいません。
緊急避妊は妊娠を回避できたかどうかわかるまでに、
数日から3週間程度の時間が必要です。
その間不安な日々を過ごすことになります。
不安な日々を強いられる方法をわざわざ選択する女性はいません。
緊急避妊薬をたとえ無償で配布しても、
コンドーム代わりに使われることはありません。

どの避妊法よりも


緊急避妊薬が常用されることがないのは、
テクニカルに常用が不可能だからです。
それと同時に、常用するには避妊効果が低すぎて使い物にならないからです。
緊急避妊法にはパールインデックスがありませんが、
1回の避妊失敗率2%をパールインデックスに換算すると、
26に相当します。
抜去法(外出し)のパールインデックス22よりもさらに低い数値です。
苦労して抜去法よりも効率の悪い避妊法が常用されることはないのです。

むしろコンドームの使用を促進


緊急避妊はコンドーム使用の抑制になる事はありません。
それどころか、むしろコンドームの使用を促進するものです。
コンドームの使用では一定頻度で破損などの事故が生じます。
コンドームの欠点です。
この欠点を補うものが緊急避妊法です。
コンドームを理想的に使用した場合、4年に一度破損などの事故が生じ、
年間2件の妊娠が生じます(パールインデックス2)。
緊急避妊薬を市販薬化し24時間以内に服用できる体制を作ると(妊娠確率1%)、
コンドームユーザーの,年間妊娠確率は0.25%まで低下します(2x1/8=0.25)。
つまり50人に1件の妊娠を400人に1件まで低下させることができます。
コンドームは緊急避妊でバックアップすれば、
抜群の避妊法になります。
緊急避妊の普及は、むしろコンドームの使用を促進するものです。


緊急避妊薬へのアクセスを容易にするとコンドーム使用が徹底しなくなるので、
ハードルを高くする。
このような考えは、何らの合理性もありません。
妄想に過ぎません。

2014年10月25日土曜日

1つの目標、多様なアプローチ

歴史は紆余曲折があっても、不条理を克服する方向に進んでいきます。
ノルレボタイプの緊急避妊薬が発売されると、
世界各国は次々と市販薬化に舵を切っていきました。
現時点で医師の処方箋がないと緊急避妊薬を手に入れることのできない国は、
日本と韓国です。
その韓国でも女性団体の運動があり、
政府は市販薬化する方針を示しています。
緊急避妊薬が世界各国で市販薬化されていったのは、
処方箋薬とする合理的理由がないからです。
日本だけが未来永劫に処方箋薬であり続けることはないでしょう。
必ず、市販薬化される時が来ます。


ただ、日本には日本の特殊な条件があります。
1999年になってやっと避妊薬ピルが解禁されました。
世界に遅れること40年です。
その原因はさまざまな要素がかかわっていますが、
ピル解禁を求める女性の活動が皆無だったことも大きな要素です。
今また、緊急避妊薬の市販薬化を求める活動は皆無です。
避妊へのアクセスは、女性の権利(リプロダクティブライツ)の核心です。
緊急避妊薬へのアクセスをわざわざ困難にする政策に対して、
沈黙するのは日本の女性として恥ずかしいことだと思います。


確実な避妊をしたい、とほとんどの女性が願っています。
かつてピルの禁止をおかしいと思う女性はいましたし、
現在、緊急避妊薬の現状に疑問を抱いている女性もいます。
しかし、その思いは可視化されませんでした。
女性の思いが声にならなかったのです。
これを続けていたら、いつまでたっても状況は変わりません。
声を可視化していく必要があると思い、
当ブログを立ち上げました。


私たちはそれぞれの言葉で、緊急避妊薬の市販化が必要だという声を上げていきましょう。
ツイッターのつぶやきを私に伝えて下さい。
私はそれを可視化します。
ブログのタイトル説明に「センターサイト」と書きました。
声を集約していくサイトが必要と考えたからです。
もしブログやサイトを持っているなら、
日本の緊急避妊薬の問題について書いて下さい。
小さな声でも集まれば大きな声になります。


このブログでできることは、種を蒔くことだけです。
種が芽を出し育ち実を結ぶには、多くの人の力が必要です。
育て実を結ばせる人が出現してくれることを願っています。
Facebookにはグループの機能があります。
市販薬化を求めるグループができれば、
私もお手伝いさせていただきます。
政治家や著名人に働きかけてくれる人も必要です。
女性の活動団体がこの問題に取り組んでくれることも重要です。


緊急避妊薬の市販薬化が実現するのには、
気が重くなるほどの困難があります。
しかし、私はとても楽観しています。
緊急避妊薬の市販薬化という目標は、明確です。
そして、どこの国の女性も勝ち取ってきたことです。
日本でも必ず実現します。
日本の女性は性に関する権利を勝ち取った経験がありません。
(中絶の「権利」も勝ち取ったものではありません)
今、歴史的な一歩を踏み出そうとしています。
1人でも多くの女性が、それぞれができる方法で、
この歴史的事業に参加して下さることを希望しています。

ノルレボ市販薬化を求める声、声、声。(その1)

緊急避妊薬の市販薬化を求めるツイッターのつぶやき(関連ツイートを含む)を集めてみました。

































ノルレボ市販薬化を求める声、声、声。(その4)
ノルレボ市販薬化を求める声、声、声。(その3)
ノルレボ市販薬化を求める声、声、声。(その2)
ノルレボ市販薬化を求める声、声、声。(その1)


ご賛同いただいた皆様

【すぐに必要な時がある。緊急避妊薬ノルレボを市販薬に!】キャンペーンを行っています。
趣旨については、こちらをご覧下さい。
ご賛同戴ける方を募集しています。(たくさんのRTやFAVありがとうございます。ただRTやFAVは賛同の意思表示として取り扱っていません。賛同の意思表示は「賛成」などと書いてリプライまたはンション願います。)



こちらをクリックして返信することもできます。
メールでもご賛同の意思表示ができます。

登録済みをご確認下さい(スマホ用)


登録済みをご確認下さい(PC用)


これまでにご賛同の声を寄せられた皆様です(敬称略)。

ツイッターのリスト
https://twitter.com/ruriko_pillton/lists/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%94%E8%B3%9B%E5%90%8C%E8%80%85%E3%81%AE%E7%9A%86%E6%A7%98/members





キャンペーンメインページはこちら